Round 5 荒井 仁 vs 久保田 健太

By Yukio Kozakai

Round4に引き続き、フィーチャーエリアに招かれた2人。もはや細かい紹介は不要だと思う。絵的に美味しかったとか、全勝対決とか、アラジンだからとか、組長だからとか。理由付けはこの記事をご覧の読者の皆様にお任せしようと思う。

男のビートダウン対決に酔いしれろ!

Game1
《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》タップインスタートの荒井に対し、《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》から《密林の猿人/Kird Ape》でマウントを取る久保田。荒井の2ターン目が《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan》で終わるのを見るや、追加の《密林の猿人/Kird Ape》。《炎樹族のシャーマン/Burning-Tree Shaman》が出れば《黒焦げ/Char》と、終始久保田が荒井に対応し続けてゲームが進む。

流れを変えたのは、荒井の《喧騒の貧霊/Rumbling Slum》。

これで久保田の攻勢がピタリと止まり、手札に《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》のある荒井が逆転に転じるかと思ったが……。結局《梅澤の十手/Umezawa's Jitte》を《喧騒の貧霊/Rumbling Slum》がまとう事は無く、久保田の火力が荒井を激しく焦がして第1ゲームが終了した。


アラジン 0-1 組長

友人達から『組長』と
呼ばれている久保田

Ninth Edition
構築戦で久しぶりに見た
Game2
荒井が《焼け焦げたルサルカ/Scorched Rusalka》、久保田が《今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda》というスタート。ギルドランドのダメージを代償に、序盤の展開力で勝負するのがZooの真骨頂。それを久保田が余すところ無く発揮する。

荒井の2ターン目が《世慣れたドライアド/Dryad Sophisticate》に留まるのに対し、《サバンナ・ライオン/Savannah Lions》《密林の猿人/Kird Ape》と強力な1マナクリーチャーを展開。荒井はといえば、《ブリキ通りの悪党/Tin Street Hooligan》で返すのが精一杯。マナも微妙に事故を起こしており、押してる展開なら強い《喧騒の貧霊/Rumbling Slum》や《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge》を手札に抱え、それを恨めしく見つめる荒井。

久保田が《火山の鎚/Volcanic Hammer》《番狼/Watchwolf》で攻めるのに対し、ようやく4マナ目に到達した荒井は、まずは《巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge》で《番狼/Watchwolf》と相打ちし、久保田に対応のお伺いを立てる。そう、もう「お伺いを立てなければならない」ライフなのだ。

ブロッカー兼、戦闘力として期待した《喧騒の貧霊/Rumbling Slum》を送り込むが、久保田は即座に《平和な心/Pacifism》を、あまり平和ではないアクションでベタ張りだ!

全てで先回り、上回った久保田がビートダウン対決を制し、予選通過へ大きな1勝を挙げた。


アラジン 0-2 組長

Result:久保田 Wins